インテラボでは、北欧系の国産ソファをたくさんご紹介しています。実は個人的にはこの手のソファが一番好きだったりします(笑)。
最近、北欧家具の良さを継承しながら独自のアイデアを注ぎ込んだ、新作オリジナルソファがどんどん誕生しています。何か大きなムーヴメントが起きているのを感じます。なんかうれしくなっちゃいますよね。
今回ご紹介のソファは、国内有数の家具産地の九州福岡の大川で作られたツートンカラーが印象的な北欧系ソファ「ピロー」です。
ツートンカラーと言いましたが、単に見た目の張地を変えているだけではなく、背もたれクッション自体の形状・素材を変えています。イメージでわかると思いますが、座った時に腰のあたりをサポートするような形状になっています。腰の部分に隙間を出来るだけ少なくすることで座り心地が良くなるわけです。
最新のOAチェア等では腰の部分の隙間を無くすための独自の形状の背もたれを開発しています。この「ピロー」ソファも座り心地を追求した結果、たどり着いたフォルムなんだと思います。
ツートンカラーだけでなく、どんな組み合わせも楽しめる
ご紹介のイメージはツートンカラーになっていますが、これはそれぞれオーダー出来るようになっています。本体ベース部分と腰部の生地がそれぞれ5種類ずつ用意されています。25通りの生地の組み合わせが選べるわけです。全て同じ生地にするという選択もありますね。個人的には同系色で腰部に少し濃い色を持ってくるのが落ち着いた感じなるのではと思いました。
大川家具らしい木の風合いが楽しめる仕上がりのソファ。
実はこのピローというソファには肘無しタイプと肘付タイプがあります。
ソファ本体は同じなのですが、木製部分はまるで姿が違います。肘無しタイプは木製脚が座面下に付いていて正面部分にワンポイント的な造作が施されています。そして肘付タイプは典型的な北欧スタイルの両サイドにフレームが付いているタイプ。どちらのタイプも手間をかけた完成度の高い仕上がりとなっています。大川家具ならではクオリティが楽しめます。