インテラボでは、素敵な家具・インテリアをご紹介しています。
それは、家具・インテリアをリニューアルすることで、現状のライフスタイルをより良いものに出来るのではないかとの思いからなんですが、もっと踏み込んで、土台となる住空間を柔軟に変更、あるいは追加が出来たら、それは凄いことになりますよね。
今回のご紹介は、家具ではなくて「Kodama base」という小さな小屋。しかも移動可能!固定式の家屋にしないことで、各種確認申請が不要になるとのこと。トレーラーハウス的な発想なのでしょう。コストパフォーマンスも優れています。
「Kodama base」を作ったのは、「コダマプロジェクト」というECOプロジェクトの人たちです。実は、海外の安い輸入木材に押されて日本の木材自給率はどんどん下がってきています。そこで、岐阜の森林の木材を加工して家具を作り、下流の名古屋などの大都市で消費してもらうというコンセプトで「コダマプロジェクト」を立ち上げました。インテラボでも「コダマデスク」という素晴らしい机をご紹介させて頂きました。そのコンセプトはそのままに今回の「Kodama base」にも活かされています。
駐車場一台分のスペースに夢を詰め込んだ「Kodama base」
設置には駐車場一台分のスペースが必要です。もしご自宅の敷地内に余裕があれば、あなただけのオリジナルな空間スペースを作ることが可能です。室内の広さは約六畳。ご自身の趣味のスペースにしても良いし、外に見えるように設置できるのなら、小さなショップを開くことも出来るかもしれません。
固定化されてしまった住居の生活空間を根本的に再構築するには、家具・インテリアを入れ替えるだけでは限界がある場合もあるでしょう。今回の「Kodama base」のご提案は、移動式小屋にすることで、最も安価に、そしてフレキシブルに「新しい住空間」+「新しいライフスタイル」を生み出すことができます。
もちろん、設置するスペースが必要ですので、どなたにでも出来るわけではありませんが、大変興味深いプロジェクトだと思います。