昔、夜7時はゴールデンタイムで家族みんなが揃ってリビングルーム(居間)でテレビを見ていました。食事も一緒にしていました。小学生位の子供たちは夜8〜9時には就寝していました。
現在はどうでしょうか?
そもそも、夜7時が特別な区切りのある時間だったはずなのですが、今、夜7時に特別な意味があるとは思えません。だいたいその時間に家に帰ってないですよね。みんな。寝る時間も随分遅くなりました。大人から子供まで夜更かしするのが普通になりました。テレビ番組自体にも昔のような特別な価値を見出すことができなくなっています。いつも同じメンツで一辺倒なお笑い番組や企業広告を兼ねた番宣の連続。あからさまな外食産業よいしょのランキング番組や、うんざりするような「CMまたぎ」。また、今回の震災、原発事故で明らかになった大手メディアの実態。
大切な情報がテレビでは得られないのではないかと人々が考え始めても不思議ではありません。TwitterやFACEBOOK等のソーシャルメディアや、YouTube、ニコ動などテレビに変わるメディアに触れる時間が増えていませんか?
もしかしたら、居間にテレビはもう必要ないのかもしれません。
© Luc Viatour