「ローズウッド/Rosewood」ってご存知ですか?「なんとなく高そう」というイメージはあるものの、詳しくは知らない人が多いのではないでしょうか。日本では「紫檀/シタン」とも呼ばれていて、仏壇や伝統的家具、楽器などによく使われているんですね。赤茶色の重厚な色合いが特徴です。
実はローズウッドには種類がたくさんありまして、「〇〇ローズウッド」なんて地名を頭に入れて区別することもあります。中にはあんまり希少すぎて輸出入に許可が必要な樹種もあるくらいなんです。
そんな希少なローズウッド無垢材を使ったダイニングテーブルをご紹介いたします。
「ソリッドシリーズ」という名前が付いていますが、素材の風合いをそのまま活かした製品作りが徹底されているようです。
意識的に隙間を作ったローズウッド無垢材の天板
天板に使われているローズウッド無垢材ですが、さすがに一枚板ではありません。でも細い板を接着した「ハギ材」でもなさそう。よく見ると板と板の間に隙間を開けてあります。
無垢材は一定の確率で反りや割れが発生します。このテーブルも素材感を出すためにオイルフォニッシュしかしていませんので、木材が呼吸します。湿気を吸い込み乾燥して吐き出すを繰り返すわけです。つまり、お部屋の温度や湿度に反応して材が動くことになります。強固な「反り止め」を入れるのが一般的ですが、このテーブルでは敢えて隙間を作って、木材が動く「遊び」を作っているようです。
また、隙間を作るということは一枚の天板に仕上げるコストを削減できるというメリットもあります。抜群のコストパフォーマンスを実現した理由の一つになっているかもしれません。
スチール製の脚も人気の「ロの字型」スタイルで、人気ブランドの高価な無垢材テーブルと見間違えてしまうほどです。しかもこっちは希少なローズウッド。一味違います。
ご紹介は「esq」さんになります。東京目黒と横浜にショールームがあり、実際に商品を確かめることもできますので安心感があります。詳細は掲載ページにて。