ダブルクッション。
シーリー、シモンズ等でご存知のダブルクッションベッド。世界の一流ホテルでダブルクッションのベッドが使用されているのを何かでご覧になった人も多いでしょう。憧れのベッドです。ダブルクッションが素晴らしい寝心地を実現すると共に、マットレスにかかる衝撃荷重を和らげ、マットレスの寿命を伸ばす事もできると言われています。
ダブルクッションはマットレスを2枚重ねたわけではありません。
ダブルクッションベッドはマットレスを2枚重ねているわけではありません。ボックススプリングまたはボトムファンデーション(メーカーにより呼び名は変わります)と言われる土台クッションの上にマットレスが乗っているのです。この土台クッションはマットレス同様にスプリングが入っていますが、通気性に優れた構造になっています。マットレス二枚重ねでは湿気対策が心配ですからね。各社が独自に開発した仕様になっており、上にマットレスを乗せた時に理想的なバランスで体圧を分散するようになっています。
ダブルクッションでよく聞く心配事。
日本の高温多湿な気候で使用する場合、ダブルクッションのベッドの場合、閉め切った寝室でマットレスのローテーションをしないでそのまま使っていると、油断するとカビが発生することがあると言われています。もちろん通気性を確保した土台クッションを使用しているわけですから、よほどひどい湿気の部屋とかでない限りそんなことが早々あるとは思えません。
よく聞く対策としては、シーツの交換はもちろん、ベッドパッドもマメに交換します。マットレスのローテーションも数ヶ月毎に上下と裏表を入れ替えるというのがあります。もちろん寝室自体も窓を開けて換気に気をつけます。まあ、よく考えてみたらこの程度いつもしているよというご家庭も多いのではないでしょうか?普段よりちょっと気をつける程度十分対応できるんじゃないですか。
ダブルクッションベッドが実現するソフトな寝心地。
世界中の一流ホテルでダブルクッションのベッドが使用されている事実。
上からの圧力をボックススプリングが受ける事で板の土台と比べて下からの反発力が少なくなり、上からの体圧も分散します。つまり跳ね返りが少なくなり「ソフトな寝心地」が実現するのです。