シンプルだけど多機能! バウハウスの理念を受け継ぐ「ウルムスツール」をリプロダクトでお気軽に。

今回のご紹介は「ウルムスツール」です。
それも現代のインテリアデザインの源流と言ってよい「バウハウス」の理念を受け継ぐ名作デザイナーズ家具です。「ウルムスツール」という名前ですが、この「ウルム」は美術大学の名前で、学校内で使うことを想定してデザインされたのが「ウルムスツール」なんですね。時代は1950年代でまさにミッドセンチュリー真っ只中だったわけですが、シンプルだけど美しいデザインで、しかも機能性に優れた傑作スツールが誕生したわけです。
今回はリプロダクトでのご紹介となります。リプロダクト(ジェネリック)家具とは、意匠権の切れた昔の名作デザーナーズ家具の精巧なレプリカのことです。中国や東南アジアなどで作られているため非常にコストパフォーマンスも良好です。

サイドテーブルや棚、オットマンになる。名作デザインの奥の深さを堪能する。

この「ウルムスツール」ですが、シンプルなフォルムとは裏腹にとても奥が深い(笑)。
もちろん、スツールとして使えますが、「コの字型」のフォルムが実に良く出来ていて、横に倒すとあら不思議。今流行りの「コの字型」サイドテーブルの完成です。「元ネタ」はこのあたりにあったのかもしれませんね。

他にもオットマン代わりに使ったり、マガジンラックになったりします。そして裏返すと棒の部分が取手になり簡単に持ち運ぶことが出来ます。これは当時の学校でも使用を考慮したものだったのでしょう。釘を1本も使わずに木工技術のみで組み上げているのも素敵です。どこか日本的な風合いすら感じさせます。
いかがでしょうか。シンプルなスツールですが、名作デザインの奥深さを感じさせる「ウルムスツール」。リプロダクトで気軽にお楽しみいただけます。
ご紹介は「サウスオレンジ」さんです。商品の詳細は掲載ページにてご確認ください。

Ulm Stool/ウルムスツール リプロダクト