CDやDVDを死ぬほど一列に並べられる大容量の収納ラック

音楽をデータで聴くようになってしばらく経ちました。
私のようにアナログ時代から音楽を聴いていた世代は、時の移り変わりが夢のようでもあります。
私の部屋にも昔は、木製の本体に厚みが何センチもあろうかという重量級ターンテーブルを載せたONKYOのアナログレコードプレイヤーがありました。アナログレコードを紙ケースから出し、ポリ製の内袋から取りだしてターンテーブルに載せるまでの動作は、まるで何かの儀式のように様式化されていました(笑)。そうそう、軽くベルベット地のクリーナーを掛けるんですがこれも方向とか回数が決まってましたね。
アナログからデジタルに変わってCDなるものが発売された時は驚きましたね。こんな小さな盤に音楽が入ってしまうなんてって。発売が始まってすぐに第一世代のCDプレーヤーを手に入れていましたね。YAMAHAでした。
とにかく音楽を聴く為にハードもソフトもすごく大切にしていたんです。その頃使っていたAV機器は残念ながら残っていませんが、人生で最初に買ったCDは今も覚えていますし、CDコレクションの多くはまだ持っています。あ、アナログレコードも一部ですがあります(笑)。

音楽がデータになってネットで配信されるようになり、それはそれで便利な時代になりました。しかし音楽に「形」が無くなったことで物としての愛着を感じることが少なくなってしまったかもしれません。特に最近の若い世代の人達の中にはCDすら一枚も買った事が無い人がいるそうです。そういう人は「音楽をコレクションする楽しみ」を味わったことが無いのでしょう。残念なことです。

CD愛好家が自分の為に作った収納ラック

今回ご紹介のCD・DVD収納ラックですが、とにかく大容量が魅力です。CDだけなら最大1688枚、DVDだけなら最大720枚並べる事が出来ます。なんでもこのラックはCD愛好家が自分で使う為に企画した製品なんだそうです。実際にコレクションを並べる時の使いやすさが良く考えられています。
何より全て一列に並んでいるのがいいですよね。全てが見通せます。しかもこのラックは棚部分がスチール製で強度を出すとの同時に手前部分にCDをディスプレイできるように「ミゾ」を作っています。棚部分の前にミゾがありますから奥には普通にコレクションを並べることが出来ます。うれしい仕様です。

ディスプレイ用のミゾは手前に出ていますので奥のコレクションを邪魔しません。
(イメージをお借りしました。)

並べれば並べるほどラックが安定する良く考えられた仕組み

このラックは高さが197.5cm,幅は139cmあります。これだけの大きさの収納ラックになると安定性が気にあるところですが、全体の形が下に向かって末広がりになっています。加えてスチール棚部分が奥に向かって傾斜しているんですね。つまりコレクションを並べていくと壁側に向かって荷重が掛かり、本体が安定するように出来ているんです。
もし、地震等が気になる方はご自身で突っ張り棒や耐震金具等をご用意されて設置すると良いでしょう。より安定感が増すはずです。
収納家具の専門ショップ「e-unit」さんで見つけました。

CD屋さんのCDラック 大容量