このチェアはピルッカチェア/Pirkka Chairといいます。
フィンランドの北欧家具ブランドartek社製で、1955年にフィンランド人デザイナーのイルマリ・タピオヴァラによってデザインされました。
そんな昔に?って思いませんか。この斬新なチェアが50年以上前のデザインだなんて、とても信じられません。
小枝のような脚とダボで繋がった座面
このピルッカチェアの最大の特徴、脚の部分ですよね。しっかりとした太い脚を支えるように小枝のような小さくて細い脚が支えています。そして座面は一枚ではなくて真ん中から分離していて、ダボで繋がっています。(同シリーズのダイニングテーブルでも同様の構造になっています。)一見、か細く見える繊細な構造が強度を保つ為の頑丈な構造の一部となっているのがこのチェアの特徴であり、魅力でもあります。非常に安定感のある座り心地で、軽量でコンパクトなサイズは日本の住宅にも大変合うのではないでしょうか?
2つの素材とツートンカラーのマッチングがおしゃれ
このチェアは2つの素材が使われています。座面と背面にはパイン材、軽くて加工がしやすいのが特徴です。そして脚等のフレーム部分にはバーチ材、硬くで丈夫な素材で狂いが出にくいのが特徴です。この2つの素材を適材適所で上手く使い分けてこのチェアは作られています。素材の元の質感、色合いを上手く生かす形でツートンのカラーリングがされており、これがまたかっこいいですね。
※ショップでの販売は終了しています。