ダイニングテーブルで今一番人気があるのが天板に無垢材を使ったテーブルです。プリント化粧板などの人工的な板と違って本物の無垢の風合いに人気が集まっています。合板のテーブルと比較するとどうしても価格が高くなってしまうのですが本物の魅力には勝てません。根強い人気があります。
最近の家具のトレンドとしては、傷や節ひとつないピカピカの無垢材ではなく、節やちょっとした割れなどが入った無垢材を風合いとして楽しみながら使う流れが起きています。その材が本来持っていた自然な姿を受け入れることはエコな流れに繋がりますし、商品としてのコスパも高くなります。
そして、その延長線上にもう一つの大きなトレンドとして「古材家具」「インダストリアル家具」があります。簡単に説明しますと「古材家具」は古い家屋の建築資材などを再利用したもので、長い年月をかけて刻まれた風合いを活かして新たに作られた家具のことです。使われている材は古いのですが商品としては新品の家具です。使い込まれたような風合いに価値を見出していているのです。そして「インダストリアル家具」とは、あたかも工場で使われていたようなアイアン系の部材を使った家具のことで、無機質でハードな風合いが特徴です。
今回ご紹介のダイニングテーブルは最新トレンドの「古材」と「インダストリアル」を組み合わせた今一番人気あるスタイルのテーブルです。
ハードな風合いのパイン古材にフレーム化した丈夫なアイアン脚が頼もしい。
いやー、パイン古材の天板がいいですねー。ハードな風合い出まくりです(笑)。この天板の状態を見てドン引きしている方は古材系に手を出すのは止めたほうがいいでしょうね。特にダイニングテーブルはリビングダイニングでも目立ちますので、まわりのインテリアとのマッチングも大切。古材家具が仲間入りしてお部屋のコーディネートのバランスは大丈夫か、よくチェックしましょう。もちろん、これから古材系、インダストリアル系で揃えていこうという人は大丈夫ですよ。
アイアン脚ですがフレーム化したデザインで、パイン古材の天板にしっかりと固定するようになっているのがいいですね。古材とはいえ無垢材ですので、お部屋の環境や経年変化で反りや割れが出ることがあります。このアイアン脚は天板の裏側にしっかりと固定されて「反り止め」も兼ねているわけです。4本がバラバラのアイアン脚の場合は、別途に反り止め用のバーを設置必要が出てきますし、アイアン脚としての強度も落ちてしまいます。
パイン古材とアイアン脚の人気トレンドのダイニングテーブル。コストパフォーマンスも比較的良好でオススメしたいですね。
ただし1点だけご注意を。古材家具は一般的に使われている木材と比べて個体差が大きい商品です。つまり、パイン古材の節目、色合い、キズの入り方など、同じものは二つとありません。(もちろん無垢材でも同じ木目はありませんが、古材の場合はそれがよりはっきりわかります。)リアル店舗・ネットに限らず、直接確かめた現品以外は、受注生産か在庫発送となり、どんな状態の古材家具が届くのか確かめることができません。これはどこのお店でも同じです。
そこで考え方を180度変えて、どんな風合いの古材家具が届くのか楽しみながらお待ちいただくというのはどうでしょうか。それぞれに特徴的な風合いがあると思いますが、その古材家具の個性として受け入れてもらえると嬉しいですね。
ご紹介は「joystyle」さんになります。商品の詳細は掲載ページにてご確認ください。
パイン古材とスチールを組み合わせたレトロな雰囲気を漂わせるヴィンテージ風のダイニングテーブル CALME-DT148(チェア別売)