無垢材天板とスチール脚で組まれたダイニングテーブル。今一番人気のあるタイプのテーブルです。多数の家具メーカーや工房が様々なテーブルを発表しています。価格もランクも様々で、海外製品でコストパフォーマンスの高さを謳っていたりする製品もあって、それはそれでとても良い事ではあります。しかし、ウォールナット無垢材をオイルフィニッシュで仕上げた本格的なテーブルとして、Master Wal/マスターウォールのワイルドウッド アルト ダイニングテーブルを外すことはできません。
インテラボでは、様々な家具メーカー、ブランドの同スペックのテーブルをご紹介してきました。うまい言い方が見つかりませんが、最初がMaster Walでスタートして、ぐるりと一周廻って戻ってきたみたいな(笑)。気がつくとまた、Master Wal/マスターウォールに立ち戻ってしまうのです。
2〜3ヶ月待ちの受注生産でも魅せられてしまうMaster Walのダイニングテーブル
Master Wal/マスターウォールはアカセ木工という岡山県の家具メーカーのブランドです。「ウォール」の「マスター」って言う位ですから(お気付きかもしれませんが、ウォールってウォールナットの事なんです)、ウォールナット材に並々ならぬ思い入れを持って製品作りをされているようです。
「100年後のアンティークへ」というのが基本コンセプトとなっており、質の高い家具を作って末永く使って頂きたいという願いが込められています。ほとんどの家具が受注生産品となっており、2〜3ヶ月待ちは当たり前の状態となっています。注文が多くて製造が間に合わないのです。
今すぐに家具が欲しくて注文したのに最大3ヶ月待ち……。皆さん悩んだことしょう。でも結局、Master Walが欲しくて注文しているのです。
質の高い材料で組まれたMaster Walのワイルドウッドシリーズ
Master Walで使われているウォールナット材にはクオリティや部材の状態によりいくつかのランクがあります。今回ご紹介のワイルドウッドシリーズに使われているウォールナット無垢材はより質の高い部位が使われているそうです。木の質感が楽しめるオイルフィニッシュとなっており、Master Wal専用のオイルメンテナンスキットが用意されています。キズやシミが付いた所を付属の紙やすりで研磨し、専用オイルを塗って仕上げます。思ったより簡単に出来るので、逆に愛着が湧いてくるかもしれません。
もうひとつ特徴的なのがMaster Walのテーブルに使われているスチール脚です。非常に堅牢に出来ており安定感があります。特に取り付け部分。10箇所をしっかりねじ止めするようになっていますが、左右非対称のプレート形状と3列のネジ穴で左右それぞれ4パターンの取り付け位置を選ぶ事ができます。また、プレート形状の取り付け部分は無垢材の宿命でもある「反り」止めとしての役目も負っています。
この手のテーブルでよく見るのは金属のプレートの棒や木の棒が底面に張り付いたいるタイプです。まあ裏側なのでそれはそれで良いのですが、ちょっと武骨な感じがすることがあります。
Master Walのテーブルは一体化することで大変スマートに見せていますね。標準タイプはブラックのスチール脚ですが、オプションで木製タイプ(脚部分が木製でプレート部分はスチール製)と、4本脚(木製)タイプを選ぶ事ができます。
ウォールナットの小さな部材を繋ぎ合わせたモザイク ダイニングテーブル
同じ系列のダイニングテーブルで、ウォールナットの小さな部材を繋ぎ合わせたモザイク ダイニングテーブルもあります。製造過程で出てくる切り落とした端材を集めて作ったテーブルです。ある意味大変エコなテーブルと言えるでしょう。部材が違うだけでオイルフィニッシュやスチール脚のスペックはまったく同じです。こちらは若干お手頃な価格になっているようですね。
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