家具の産地として有名な広島県府中市。ここには家具製造に関わる家具メーカーや工房、資材関係の業者など150社あまりが集まっていると言われています。「府中家具」というプロジェクトも立ち上がっています。この府中家具の産地から生まれたのがこのひのき100%のテレビボード。ただ者ではありません。
安心の国産であること。府中家具の職人がハンドメイドで丁寧に作っていること。素材が国産ひのき100%(高知県産)であること。どこにも手抜かりはありません。
ところでこのテレビボード、見た目通りに引き出しもガラス戸も付いていません。どういう風に使いますか?これからのテレビボードについてちょっとコラムで書かせて貰ったのでこちらも良ければどうぞ。単なる雑文です。
2つの本体を組み合わす事でフレキシブルに変化するテレビボードなんです。
このひのき100%テレビボード、2つの本体を組み合わす事で色々な形、レイアウトが可能になっています。L字型に置けばお部屋にコーナーにピタッと収まりますし、少しスライドさせると123〜192cmまでお好みの長さにすることが可能です。
しかも角部分の造作は「蟻組み(ありぐみ)」と呼ばれる伝統的な木工技術で組み上げられています。角の部分に台形が組み合わさったような模様にも見えてとてもおしゃれに見えます。もちろん釘がいらないほどの強度がある組み方なんです。手間も掛かっています。これだけの作りのテレビボードがこの価格帯での販売です。是非チェックしてみてください。
ひのきであることのメリット
ここでちょっとだけひのき材の良さをお話します。
●ひのきは香りが良い。
とにかくひのき材が香りがいいんです。フィトンチッドという成分が含まれており、この香り成分が安眠作用やリラックス作用をもたらすと言われています。
●ひのきには消臭、防カビ、抗菌作用がある。
フィトンチッドには防虫効果があると言われています。元々は日本家屋の構造材などで重宝されてきた木材です。シロアリなどにも強いので当然の結果ですかね。
●湿気に強い。
もともと耐水性が高く、含水率の低い木材なので腐りにくいんです。高そうな日本的なお風呂にヒノキ風呂ってありますよね。ひのき材は水に強いのです。
●ひのき材は伐採後に強度を増す魔法の木材。
ひのき材は伐採後に200〜300年後強度が増すと言われています。なんだか信じがたいですが、本当のようです。2〜3割強度が増すと言われています。ちなみに法隆寺もヒノキで出来ています。なんか納得です。