VINCENT SHEPPARD/ヴィンセント・シェパードは100年以上の歴史を持つベルギーの家具ブランドです。
主に「ガーデンファニチャー」、屋外用の家具を中心にその歴史を刻んできました。このブランドの最大の特長は屋外用にも関わらず「紙」と「ワイヤー」をベースにした家具を作ったことなんです。えっ?屋外で紙?って思われるかもしれませんが、正確にはペーパーコードを特殊な防水処理をコーティングを施した物が使われていて、驚異的な耐久性を発揮することが出来ました。
今でも100年近く前のモデルがアンティーク家具として流通しているそうです。そんなに長持ちするなんて、ちょっとビックリですね。
実はこの「紙」と「ワイヤー」の家具はVINCENT SHEPPARDのオリジナルではありません。本家は「ロイドルーム」というイギリスの伝統的なブランドで、籐家具からヒントを得て「紙」と「ワイヤー」を使い、それまで無かった全く新しい家具を誕生させました。VINCENT SHEPPARD/ヴィンセント・シェパードは創立当初はロイドルームの家具を扱っていたようです。その後自社生産に転じ、現在ではインドネシアに大規模自社工場を持つまでになっています。
リゾート気分でラグジュアリーにダイニングを楽しめるセレブなチェア
当時のガーデンファニチャーは、庶民というよりはお金持ちの豪邸の美しい庭や、セレブの集まりで使われるものでした。
今回ご紹介のJoe Dining Chairも、VINCENT SHEPPARD/ヴィンセント・シェパードらしい優雅でラグジュアリーな美しいフォルムを堪能することができます。
1世紀の歴史を持つセレブブランドの血筋を感じながらダイニングをお楽しみ頂けるわけですね。しかも耐久性の高さは折り紙付きです。
インドネシアの自社生産しているため、価格も大変お求め安く抑えられています。また当時のアイアンフレームから現在では錆に強いステンレスフレームに仕様が変更されて、耐久性もアップしています。
ここで1点だけご注意を。ガーデンファニチャーブランドのVINCENT SHEPPARD/ヴィンセント・シェパードですが、このダイニングチェアは「屋内用」ダイニングチェアとして設計されています。お間違えの無いようにお願い致します。