飛騨高山の匠の技、カフェチェア

古い歴史を誇る飛騨の匠。飛騨高山家具の伝統と技術を今日まで受け継いでいるわけですが、そこにデザイナーの岩倉榮利氏が新しい感性を持ち込み完成させたのが「高山ウッドワークス」というプロジェクトなのです。そして今回ご紹介するこのカフェチェアも高山ウッドワークスの作品のひとつ。伝統と革新が見事に融合したデザインにハッとしませんか?

日本人の和の文化を新しい家具から見直すことの提案。

伝統とモダンデザインの融合。これは高山ウッドワークスのデザインコンセプトだと思います。英国家具ウィンザーチェアの影響を受けながら飛騨高山家具の優れた木工技術を用いて岩倉氏が新しい流れを生み出しました。たくさんの作品がありますが、今回は代表的な人気のカフェチェアのご紹介です。1995年の作ですが、今もひとつひとつ丁寧に職人によって作られています。美しい曲げ木加工の技術、そしてスポークと呼ばれる細い骨格となる棒で組み合わされた巧みで美しいデザインに見惚れてしまいます。

ウォールナット材とナラ材の美しいコンビネーション

美しい木目が特徴のウォールナット材を座面と曲げ木部分に用い、強度が必要なスポーク部分に硬く強いナラ材を使用しています。美しいツートンカラーと理にかなった強度を持ち合わせている優れたチェアなのです。座面もざぐりと呼ばれる加工が施されていて、座り心地の良さを実感できます。

このチェアは通常使用での破損、不具合について10年保証を謡っています。素晴らしい事です。どうせなら本物。一生ものの家具がこの価格で。いかがでしょうか。

pour annick(プールアニック)