サイドテーブル。ソファの横に置く小さなテーブルです。
あなたはこのサイドテーブルにどれだけの拘りを持てますか？えっ？ただの物置にしてるって？それは大変勿体ない。
どんなサイドテーブルを選択するかでリビングやソファの意味合いまで変わっていくことがあるんですよ。単なる飾り棚としてのサイドテーブルなら伝統的なスタイルでも良いでしょうけど、ソファ脇という場所に何らかの意味を持たせたいなら、「特別なサイドテーブル」を探しましょう。
あなたのソファ脇にマッチする特別なサイドテーブルを探す
10,000円以下のサイドテーブルの時も言いましたけど、ソファ脇が特別な場所になるかどうかは、あなたのソファとのマッチングが大変重要です。特にサイドテーブルの天板高とソファの座面高、アーム高との関係をじっくり調べましょう。
ソファとサイドテーブルが最高にフィットした時、「ソファ脇」はカフェを楽しむだけでなく、読書やパソコン等様々なことが出来るような「特別な場所」になるのです。コストパフォーマンス重視の選択ももちろん重要なんですが、今回はクオリティ重視のハイグレードなサイドテーブルをほんのちょっとですがご紹介します。
超人気ブランド「マスターウォール」のプットサイドテーブル
ウォールナット無垢材を使ったダイニングテーブルやボード類、ハイグレードな本革張のロータイプソファ等、重厚で存在感のある文字通り「一生物の家具」を作り続けているマスターウォールのサイドテーブルです。
ほとんどが受注生産品ですが、多数のオーダー待ちで数ヶ月待たされるのもザラという超人気ブランドです。この「プット サイドテーブル」はもちろんウォールナット無垢材のオイル仕上げ。マスターウォールの他の主力モデルと仕上がりに違いはありません。専用のメンテナンスキットでお手入れをすれば末永くお使いいただける一生物の家具なんです。マスターウォールのコンセプトである「100年後のアンティークへ」が説得力を持ってくるわけです。
天板高は400mmです。つまりこのサイドテーブルはアーム部分の上を跨ぐことは出来ません。座面の上にスルッと入ってくるタイプですね。マスターウォールのソファの様なロータイプでアームレスのソファにマッチするわけです。当たり前か…(笑)。マスターウォールには他にも「コ」の字型タイプの「タンゴ/TANGO」と「ペグ/PEG」があります。興味のある方は是非チェックを。
MASTERWAL ／ マスターウォール PUT SIDE TABLE
九州大川からお届けするPCサイドテーブルの傑作「BEETLE」
国内有数の家具産地の九州大川で製造されたサイドテーブルです。WA+（ワプラス）というブランドの製品で自社工房で作られています。
この「BEETLE」。メーカーは世界最小のPCデスクと謳っています。基本的にはサイドテーブルなんですが、使い方次第で本格的にノートPCでの作業が可能ということなんです。材質はブラックウォールナット材。天板は突板のウレタン塗装で実用性重視の仕様です。
1本脚を強度を保ちながら天板の端に付ける事が出来たことで、膝の上にまで天板を引き寄せることができます。ノートPC作業が本格的に出来るわけです。また、天板高が550mmあることで通常のソファアームなら上を跨ぐことができると思います。ソファ脇からテーブルを近づけることが出来ます。販売元のWA+（ワプラス）さんでは高さオーダーも受け付けているようです。さすが自社工房で作っているだけに対応の違いを感じますね。
極限のシンプルさの中に隠しキャスターを仕込んだウォールナット無垢のサイドテーブル「Cwagon」
「コ」の字型のサイドテーブルは、様々なクオリティで結構たくさんあります。この「Cwagon」も典型的な「コ」の字型ですが完成度はなかなかのものです。
ソファ脇の実用的なサイドテーブルを考えた時に避けて通れないのが「移動」の問題です。この手のサイドテーブルは身体に出来るだけ近づけて使う必要があるため、ソファに座りながらカフェや読書、PC作業等を行う度に手前にテーブルを引き寄せ、そして作業が終われば脇に退かすという「移動」を頻繁に繰り返す事になります。
ノーマルのサイドテーブルですとズリズリと動かすか、ちょっと持ち上げて動かすわけですが、この「Cwagon」は美しい「コ」の字型デザインを保ったまま見事に小型キャスターを仕込んでいます。パッと見、ウォールナット無垢材のオイル仕上げの本格的サイドテーブルにまさかキャスターが付いているなんて気がつきませんね。
天板高は600mmと充分な高さがあり、ほとんどソファのアームを跨ぐことが出来るでしょう。販売元のNOLSIAさんは福岡大川の野中木工所さんの直営ショップです。もし天板高のカスタマイズをお望みならご相談してみると良いかもしれません。
まだまだご紹介したいサイドテーブルはいっぱいあるのですが、今日はこの辺で。