究極のアイアンテーブル。鉄だけで作られた最もソリッドな「Smith/スミス メタルテーブル」

アイアン家具が人気です。特に素材感むき出しの無垢材や古材に、ゴツゴツのアイアン部材を組み合わせた家具が大変な人気になっていて、有名家具メーカーはこぞってオリジナルブランドを立ち上げています。
「古材家具」や「インダストリアル家具」「アイアン家具」など呼び名はいろいろあるようですが、その守備範囲はどんどん広がっていて、一般カテゴリの家具にもアイアン系が普通に見られるようになってきています。最初は一部のマニアック向けの家具だったのですけどね。

そもそも、アイアン家具の原点は古き良きレトロ感から来ていると思います。メインはやはり「インダストリアル系」です。レトロと言っても本物のアンティークとは違います。実際に工場の製造現場にあったかのような部材を現代技術で「再現」した新作家具なんですね。
ところが、最初は懐古趣味から始まったアイアン家具も、成熟度を増すにつれてアイアン自体のクオリティも自然と求められるようなり、オリジナルのコンセプト、デザインで高いクオリティのアイアン家具を作ろうとるすメーカーも次第に増えてきました。
今回ご紹介するテーブルもそんなアイアン家具のひとつだと思います。

アイアンだけ・・それだけの最もシンプルな「メタルテーブル」

見たまんまです(笑)。6mm厚の鉄を折り曲げただけのテーブルです。
アイアン家具もついに行き着くところまで行ったなという感じですが、アイアンの肌触りを最もソリッドな形で感じるが出来ます。アイアン系で揃えている人はチェックしておきたいところです。
旭川の鉄工所の職人が製作しているそうで、なるほど職人を意味する「スミス」という名前も納得がいきます。仕上げは鉄の風合いがダイレクトに楽しめる「黒皮鉄仕上げ」と、お手入れが楽な「塗装仕上げ」の2種類が選べます。

一般的なソファより少し高さがあって幅が狭い「サイドテーブル」タイプと、高さが低めで幅が少し広い「ローテーブル」タイプがありますが、サイズオーダーが可能ですので、今回ご紹介の「SIMPLE PLEASURE」さんにご相談していただければと思います。
旭川の工房で受注生産とのこと。これって職人さんがハンドメイドで仕上げている1点物に近いイメージかもしれませんね。誰にでもオススメできるタイプの家具ではありませんが、好きな人には刺さるはずです(笑)。