業務用テーブル脚とお気に入りの天板を組み合わせて自作サイドテーブルを作ってみる

家具には一般の家庭用家具とは別に、業務用の家具が存在します。
「業務用家具」とか「店舗家具」のことです。事務所や飲食店等の文字通り業務現場で使われる為に設計された家具のことを差します。また、業務用家具だけでなく店舗やオフィス等のデザインコンセプトも含めたトータルコーディネートを行うことを総じて「コントラクト事業」と言い、そこで登場する家具のことを「コントラクト家具」と呼んでいます。
最近注目を浴びている家具メーカーは様々なデザインコンセプトで家具ブランドを立ち上げています。家具をコンセプトから作り上げる能力はそのままコントラクト事業へ展開も可能になっていきます。一般消費者の目に触れることは少ないかもしれませんが、家庭用と業務用家具を両方手掛けている家具メーカーは意外と多いんですね。

このような業務用家具と一般のご家庭で使われる家具とは何が違うのでしょうか。最大の違いは「丈夫で頑丈なこと」でしょう。
まあ、考えてみればそうですよね、カフェ等で毎日営業されていれば一般家庭とは比較にならないほどハードに使われます。チェアひとつでも、毎日毎日いったい何人のお客に座られるのでしょうか。まったく想像がつきませんが、一般家具とは違う尺度が必要になるのは当然かもしれません。実際に業務用家具は家庭用より耐久性を重視した設計になっていて、厳しい耐久検査をクリアしたものが使われています。何も知らずに一般家庭用の家具を業務に使って、厳しい使用状況に耐えられずに使用中に破損なんてことになったら、怖いですからね。

では、その逆はどうなんでしょうか。業務用家具を一般家庭で使うというのは?
今回は、そんな観点で業務用家具を調べていたら、気になる家具(の一部?)を見つけたのでご紹介したいと思った次第です。例によって前置きが長くてすいません。ご紹介は業務用テーブルの脚です。脚だけです。天板は付いていません。

サイドテーブルに最適なコンパクトな業務用テーブル脚でむちゃくちゃ丈夫

サイドテーブル用にちょうと良さそうなコンパクトなスチール製テーブル脚です。
このテーブル脚を使って、お気に入りの天板を付けてみてはどうでしょうというのが今回のご提案。東急ハンズとか、お近くの木材屋さん等で様々な種類の木材から選ぶことができます。お値段も結構お手頃な価格で販売されています。これをご自身でテーブル脚に取り付けるわけです。

実は、私は1万円前後の木製サイドテーブルを購入したことがあります。丸い天板に1本脚で丸い土台ベースという今回ご紹介のテーブルに近いフォルムをしていました。コストパフォーマンス重視の選択だったのですが、大失敗しました。丸い天板やベース脚の取付けが甘く、グラグラして安定感が無くガッカリでした。
この業務用テーブル脚を使えば、グラつきの無いしっかりとしたサイドテーブルが完成します。安定感、強度は抜群です。

業務用 テーブル脚 カスタマイズ スチール丸ベース

業務用 テーブル脚 カスタマイズ スチールX脚