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リプロダクト家具は偽物ではない?正規品との棲み分けを考える。

2014/06/08

リプロダクトYchair

当サイトでもご案内しているリプロダクト家具
ミッドセンチュリーや名作デザイナーズ家具の意匠権が切れた物を本来の正規メーカー以外の業者が製造しているものを指します。
ほとんどが中国、東南アジアなどで生産されています。驚異的なコストパフォーマンスで人気を得ています。これは版権を持っている側からすると全て「偽物」ということになると思います。
でも法律的には合法なんです。これはなかなか微妙な問題です。意匠権というものも日本国内の解釈で一方的に合法としているという見方もあります。(日本の意匠権は20年)実際にYチェアは意匠権が復活して、リプロダクト家具は作れなくなっています。

なぜ、リプロダクト家具が脅威なのか?

正規品をメインで扱うショップにとって、なぜリプロダクト家具は脅威に映るのでしょうか?
リプロダクトというと「まがいもの」「コピー商品」「偽物」と言われ、バカにするような意見を見る事があります。実際にそうなのでしょうか?

私は実際のところはまったくの逆と考えています。つまり、本当に言われている通りにリプロダクト家具が安いだけの粗悪品であったらば、ここまで脅威に感じる必要はありません。実際は予想していた以上にクオリティが良くなっているのではないでしょうか?
特に最近の中国等のリプロダクト家具の品質は本当に高くなっています。正規品ショップの本音は予想以上にリプロダクト家具のクオリティが正規品に接近してきたことの警戒の現れではないでしょうか?
我家にもリプロダクトのYチェアがあります。。曲げ木部分がフィンガージョイントの典型的リプロダクト仕様。1万ちょっとで購入。もう6〜7年使ってますが、何の不具合もありません。当時の製品でこのクオリティですが、現在のリプロダクトの方がより質は良くなっていると感じます。

消費者はバカではありません。一度でもそのような粗悪品を掴まされてしまったら、もう二度とリプロダクト家具を買おうとは思わないでしょう。口コミでも悪い評判が立って皆さんがそのことを知る事になるでしょう。私はそのような口コミはほとんど見た事がありません。100%とは言いませんが、リプロダクト家具に満足しているお客様が多いのではないでしょうか?

世界の有名ブランドが中国に生産拠点を持つ時代。

イタリアや英国、北欧家具系の本物のブランドが中国等に生産拠点を持つ時代なのです。そこでは有名ブランドのノウハウがしっかりと継承され中国工場内で再現されています。もちろんその道何十年の熟練職人の技が中国の工員に簡単に出来るとは思いません。しかし、製造技術の進歩は思っている以上で、本物に急接近していることは間違いないようです。リプロダクト家具も例外では無く、本物に限りなく近づき、ある部分ではオリジナルを越えている場合があります。ミッドセンチュリーの時代では無かった新素材を使い家具としての耐久性は高くなっているのです。

これからは正規品とリプロダクト家具がキレイに棲み分けする。

では正規品の魅力はリプロダクト家具の登場でくすんでしまったのでしょうか。とんでもないです。むしろこれからはお客様個人個人が正規品とリプロダクト家具の違いを理解した上で、ご自身のニーズやこだわり、人生観など鑑みて商品を選んでいく時代なんだと思います。

やはり、正規品は「本物」なのです。この事実だけは何人も覆すことが出来ません。分かる人が見れば「わかる」違いがあるのです。この違いが理解出来る人が正規品を選択するのでしょう。その人にとってはそれだけの金額を払う価値があるわけです。

何の為に名作デザイナーズ家具が欲しいのかもう一度考えてみる。

名作デザイナーズ家具がなぜ欲しいのか。もう一度考えてみても良いかもしれません。
家具に特別なこだわりがあってコレクション的な意味合いも持たせたい人。デザイナーズ家具が欲しいけど気軽に楽しみたい人など状況は様々です。
インテラボでもご紹介する家具については、全て正規品なのかリプロダクト家具なのか明示するようにしています。その上、皆様が選択して頂ければ良いと思いますね。
少しでも多くの人に名作デザイナーズ家具の良さを知って頂ければと思います。

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