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伝統的民芸家具を進化させた「久遠仕上げ」のナラ無垢材のテレビボード

久遠・テレビボード160

「民芸家具」というカテゴリーは様々な「成り立ち」や「アプローチ」にちょっと複雑なものがあり、簡単に一言で括れるようなものではありません。
古くからある伝統的な部分を大切にすることと、伝統を土台にして新しい物を造り出そうとする流れが生れています。その中には残念なことですが、ある種の「類似品」や「まがい物」が少なからず存在していたりもします。民芸家具のブランドを騙ったり、見た目だけの粗悪な「なんちゃって民芸家具」がその良い例です。

偽物、まがい物は論外なんですが、質の高い民芸家具を手に入れるなら、製造している家具メーカーを良くチェックして、どういう成り立ちの民芸家具なのかを調べておく方がよいでしょう。極論するとオススメ出来る民芸家具は3つのパターンしかありません。

  1. 本物の民芸家具のアンティーク物か、程度の良い古家具を丁寧にレストアしたもの。
  2. 伝統的な民芸家具の製造技法を正統に継承した登録商標を持つブランドのもの。あるいは正統な伝統工芸士が製作したもの。
  3. 伝統的な民芸家具の製造技法のノウハウを土台に現代の技法やトレンドを加えて造り出した新作民芸家具。

 

ひたすら本物志向の方は1か2をお探しいただくと良いでしょう。
で、今回のご紹介は3の新作民芸家具。民芸家具の伝統技法を注ぎ込んだテレビボードです。伝統的民芸家具にテレビボードなんてそもそもありませんから、もちろん「新作民芸家具」になります。
伝統的な民芸家具の製造ノウハウを持つ家具メーカー「松永家具塗装」さんが「久遠仕上げ」という独自の「新しい伝統技法」で作り上げたものです。

最近トレンドの北欧系テレビボードを民芸家具の伝統工法で作り上げた傑作

今回ご紹介の「久遠・テレビボード」ですが、フォルムそのものは人気の北欧系ボードの「ソレ」です。細い脚で腰高のスタイル。もちろんルンバも使えると思います。
しかしナラ無垢材で作られた質感は、まさしく民芸家具そのもの。角を落して何十年も使い込んだような造作を施したり、コーナー部分(仕口)の仕上げも手の込んだロッキング(組継ぎ)の技法が使われています。取手の部分もよく見ると木製なんですよね。
なにより松永家具塗装さんお得意の「久遠仕上げ」が素晴らしいです。何十年も民芸家具を使い込んだような風合いが感じられる仕上がりになっています。
松永家具塗装さんの直販ショップ「家具工房・芽生」さんに掲載されています。

久遠・テレビボード160

 

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