エキゾチックな雰囲気を楽しみたいならアジアン家具が一番なんですが、ラタンやウォーターヒヤシンスを使ったステレオタイプの「リゾート」なアジアン家具ばかりを思い浮かべてしまうと、ちょっと勿体ないというか、すごい「お宝」を見逃してしまうことがあると思うんですね。
そもそもアジアンな家具に惹かれる気持ちを整理してみると、やはり根底には、私達とはまったく違った感性で作られた家具への驚きと憧れがあると思います。私達日本人は同じアジア人なのに、アジアン家具の中に見たことの無い予想外のものを無意識に探しているんですね。アジアン家具ならではの醍醐味というか楽しみ方だと思います。
今回のご紹介は、インドのインダストリアル系シェルフをご紹介します。こちらも一度見たら忘れらないインパクトがあります。
おおらかでゆったりとした時間が流れるインドのインダストリアルな世界
一つは、シーシャムウッド（インディアンローズウッド）を棚板に使ったアイアン製シェルフ。一瞬業務用かと思うような雰囲気ですが、スリムなアイアンフレームが変な圧迫感を抑えてくれていて、ご家庭での使用でもすんなりと馴染みそうな気がします。スリムなフレームは360度素通しになりますので、おしゃれにディスプレイしたいところです。
シーシャムウッド無垢材とヴィンテージ仕上げの個性的なアイアンフレームとキャスターが、何年も使い込んだような時間の流れを感じさせてくれます。インドでこんな家具が作られていたんですね。
もうひとつ、いきましょう(笑)。
マンゴー古材（アジアン！）で作られたベジタブルボックスを8箱積み上げたようなフォルムのシェルフです。一瞬、ほんとに箱を積み上げているのかと思いましたが、流石に違いますね。ちゃんと作っています。
こちらもごっついキャスター付きで、箱の一部のような取手がキャスターを移動するときに便利そうです。こちらもインド家具で、マンゴー古材というのもインパクト大なんですが、発想がおおらかですね。こちらもおしゃれにレイアウトしたくなります。
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