フランスのSOKOA/ソコア社という家具メーカーが作ったスタッキングチェア「KOSKA/コスカ」です。見た目はシンプルそのもの。薄いポリプロピレンを一体成型して作った座面にスチール脚と造りもオーソドックスな量産タイプのチェアとなっています。ある意味ミッドセンチュリー的な王道チェアです。調べてみるとSOKOA/ソコア社はフランスのメーカーですが、生産自体はイタリアで行っているようですね。
スタッキング(チェアを積み上げて収納)が出来るので、使わない時はコンパクトに収納出来ます。10脚まで積み上げることが出来るそうです。これも本体が薄く出来ているからでしょう。もちろん取り回しが楽な様に軽量に出来ています。ご家庭はもちろん、企業のミーティングルーム等でも使い勝手が良さそうです。
薄めのポリプロピレンが適度な「しなり」を生み、身体をやさしく支えます。
このKOSKA/コスカチェアの最大の魅力は普通に「座り心地が良いこと」です。これに尽きます。
イームズシェルチェアをはじめとして、この手のチェアはたくさんありますが、コチコチに硬めのシェル素材が一般的です。対してコスカチェアは、薄めのポリプロピレンで一体成型しているので、身体の荷重に合わせてリクライニングするかのように「しなり」ます。座面表面も若干のざらつきがあるような仕上げをしてあり、身体が滑らずにしっかりとホールドされるように配慮されています。
見た目は本当にシンプルこの上ないのですが、ちょっとだけ気を利かしている感じがいいですね。
シンプルでオシャレなヨーロッパ生まれのスタッキングチェア「KOSKA/コスカ」のご紹介でした。いかがでしょうか。