国内にはたくさんの高級家具ブランドがありますが、カリモク家具はその歴史、品質に於いて国内有数の家具メーカーのひとつです。大規模な自社ビル兼ショー ルームを全国に展開しています。ひとつひとつのショールームがホントに大きいんですよ。この規模の高級家具メーカーは事実上カリモクしかありません。
そのカリモクが2009年に柳原照弘氏と中心に国内外のデザイナー達を迎えて立ち上げたプロジェクトが今回ご紹介する「KARIMOKU NEW STANDARD/カリモクニュースタンダード」です。
カリモクには多数のブランドラインが存在しています。たとえば超高級ブランド「domani/ドマーニ」とか人気の復刻ブランド「カリモク60」など、まるで別の会社のようですが、すべてカリモクという太い幹から伸びているブランド達なんです。
その中で「KARIMOKU NEW STANDARD」はカリモクの中でも若々しく新しいブランドと言えるでしょう。日本人の日常生活にすんなりと馴染んで溶け込んでいく事をコンセプトに開発され、カリモクの製品としては割りと手に入りやすい価格設定も親しみを感じやすくて良いと思いました。
日本から世界へ発信するニュースタンダード「TORIIチェア」
TORIIというチェア。文字通り「鳥居」です。見てすぐわかりました？
日本人なら誰でも知っているあの鳥居をモチーフに作られたチェアなんです。シンプルですが北欧系の美しさの中に、日本的な伝統美を上手く融合させた優れたデザインのチェアだと思います。座面が本革とファブリックが選択できます。
カリモクでオリジナルブランドモデルとなると身構えてしまいそうですが、意外と手が届きそうな価格設定にホッとします。気になる人はチェックを。
モダンの中にもどこか日本を感じる「TORIIチェア」でした。
