独身サラリーマンにこそオススメしたい。美しい造形のバレットチェア

北欧家具の不朽の名作Yチェアを生み出したハンス・J・ウェグナーの作品のひとつが今回ご紹介する「バレットチェア」です。「バチェラーズチェア」とも呼ばれています。一見して分かるように変わった形の椅子です。この不思議な背もたれの形はどうしてなのか、なぜ3本脚なのか不思議ですよね。
このバレットチェアは北欧家具の名作の中ではちょっと珍しい「機能性家具」なんですね。特定の目的の為の「仕組み」が備わっているのですが、そこはハンス・J・ウェグナー大先生(笑)。仕掛けを作って終わりじゃなくてデザインもこだわりました。目的を達する機能を付けながら、全てをシンプルに余計な物をそぎ落としていったのです。そしてこの美しいフォルムにたどり着きました。木工技術的にも大変美しいチェアになりました。

スーツを掛け、小物を入れられる「企業戦士のアイテムを休ませるチェア」

バレットチェアの背もたれ部分は、ハンガーと一体化した美しい造形に思わず目を奪われます。そして背もたれに掛けての「しゃもじ」の様な部分、微妙にカーブしていて座った時に背中をフォローします。座面もお尻に合わせた「ざくり」が入っていたりして、芸が細かい。
背もたれハンガーにはジャケットを、座面は立ち上がる様になっていてスラックスを掛けれるようになっています。座面の下には三角形状の収納スペースが有り、時計やキーホルダーや財布などの小物を入れる事ができます。これって現代のサラリーマンの為のアイテムだと思いませんか。特に独身のリーマン(笑)。
「疲れて帰ってきて明日も仕事だ。でもいちいちコートハンガーに掛けるのもめんどくさい。」
そんな時に、ベッド横のバレットチェアにバサッとスーツを掛けて、くつろぐわけです。1950年代にウェグナーがそんな使い方を考えていたかどうかは分かりませんが、コンセプトと使い勝手の良さは今にも通じる物があると思います。
ご紹介ショップは「ACTUS」さんになります。

Valet Chair(バレットチェア)