座り心地の良いソファとはどういうソファでしょうか?
ソファと言っても、いろいろなタイプのソファがあります。座る人も老若男女、体形も違えば、好みも当然違います。健康状態によってもフィットするソファは変わってくるでしょう。そういう条件の中で誰にでも座り心地の良いソファをご提案することは事実上不可能でしょう。
でも、今使っているソファが気に入らない人がより良いソファに買い替える時にお手伝いすることは出来そうです。
ハイバックソファかロータイプか
ソファの背もたれの話です。背もたれ部分が背の高いハイバックタイプは、背中はもちろん、首の後ろまでサポートするタイプもあります。後ろに体を倒したときに首が楽になります。反面、ロータイプのソファは最近流行りのソファのスタイルで、お部屋の空間が広く感じられ、高級タイプのソファに多いスタイルですが、首回りのサポートという点ではあまり期待できません。好みもあるでしょうが、どちらかというとお年寄りや首の悪い人にはハイバックタイプが座り心地が良いと感じられるかもしれません。ただし気をつけて欲しいのはハイバックがあまり高すぎると後頭部を押さえ込む様な形になってしまい、逆効果になる場合があります。
クッションの張材・中材はどうなっているか
ソファの張材(表面材)は何を使っているか?皮革やファブリック等いろいろありますが、質の悪いモノを選んでしまうと結局すぐに痛んで買い替え周期が早まってしまいます。また、クッションの中身は何を使っているかも大変重要です。安物のソファは数年でクッションがへたると言われています。ご購入するソファのクッション材にもチェックを入れて、しっかりとした素材を使っているか確認しましょう。羽毛を使ったものやウレタン素材、コイルスプリング等のいろいろな種類があり座り心地は全く違うものです。
ただ座るだけでなく、いつも態勢でも座ってみる
実際にソファに座ってみることは大切ですが、お店等でちょっと恥ずかしがっていつもの座り方をしないのはもったいないです(笑)。たとえばあぐら座りをいつもしている人はお店でもやってみましょう。普段の座り方で座ってみることが重要です。
座り心地の良いソファは値段も高いのか
一部の見せかけだけのブランド品は別として、一般的には座り心地と値段はある程度は比例していると言えるでしょう。
しっかりとした素材を使って外から見えない部分にも手間をかけて製作するとそれなりの
コストがかかってしまいます。特に座り心地を左右するフレームまわりの作り込みは完成品になると外からまったくわかりません。Sバネなのウェービングテープなのか、クッション材の中身のチューニングにどの程度のノウハウが詰まっているのか。それらは全てコストに反映されています。
しかし、購入する側は家具のプロではありません。そんなことまでわかりませんよね。
そこで、質の高い、信頼できるショップの製品を選ぶことが何より大切になってくるのです。
今後も良いショップをご紹介したいと思います。