北欧テイストを満喫できるハイバックラウンジチェア2選

ラウンジチェアといえば、名作デザイナーズ家具のイームズやウェグナーの家具があまりにも有名です。ところが残念なことに正規品は気軽に購入できる価格ではありません。そういう理由でリプロダクト家具が大変人気になっています。リプロダクトとは、簡単に言うと意匠権が切れていることを根拠に中国等で安価に製造されたレプリカ家具のことで、もちろん合法で、中にはクオリティの高いリプロダクト家具もちらほら見られます。
最近では、本物のデザイナーズ家具や北欧家具から影響を受けて、オリジナルモデルを発表するブランドも増えています。今回ご紹介するラウンジチェアはそんな名作家具をリスペクトしながら、コストパフォーマンスも両立した良品だと思います。
ここからは私の勝手な想像なんですが、リプロダクト家具を製造していたノウハウを活かしてより安くオリジナル家具の製造が出来るようになったんじゃないでしょうか?そんな気がします。

ハンス・J・ウェグナーのベアチェアを彷彿とさせる大人のラウンジチェアRolice/ロリス

このRolice/ロリスというラウンジチェアを見た時、思い浮かんだのはハンス・J・ウェグナーのベアチェアでした。本物なら200万円以上するチェアですが、リプロダクトでも20万円近くの値段になります。その包まれるような座り心地は最高のラウンジ空間を提供してくれるのですが、そうそう買えるチェアではありません。

で、このRolice/ロリス、ベアチェアをリスペクトしつつも良い仕上がりです。サイズ的には幅が少し狭いですが、背は高くなっています。よりハイバック仕様ってことでしょうか。
柔らかい包まれるようなクッションと首の後ろまで届くハイバックの背もたれがなんとも居心地がよさそうです。

そして、もうひとつ、というか最大の特徴である肘掛けですね。柔らかい曲線で作られており座面と接地せずに空間が開いています。この空間のおかげで足を横に出して斜めに座る事ができます。ちょっと体の向きを変えたりするのもすごく楽。ベアチェアの世界が気楽に楽しめる注目のラウンジチェア、どうでしょうか。

コンターチェアの影響を受けつつ、より気軽なラウンジチェアに仕上げたParumo/パルモ

こちらのチェアはコンターチェアを連想させる可愛い感じのラウンジチェアParumo/パルモです。

コンターチェアについてはインテラボでもご紹介したことがあります。ミッドセンチュリーの1950年代にオーストラリア出身のグラント・フェザーストーンというデザイナーが作ったものがオリジナルですが、北欧デザインの王道を行くデザインで今でも人気の高いラウンジチェアです。ほとんどがリプロダクトですね。

今回ご紹介のParumo/パルモは、コンターチェアを影響を多大に受けながら、リプロダクトの半分程度の価格を実現しています。クオリティもしっかりとしており、ぶっちゃけリプロダクトを作った時の別バージョン品と言っても過言でないほどの出来栄えです。

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