ピーコックチェアといえば、ハンス・J・ヴェグナーがデザインしたPP550が有名で、デザイナーズ家具の名作のひとつです。正規品は100万円程度でとても気軽に楽しめるような家具ではありません。リプロダクト家具も多数存在していますが、だいたい10万円近くの価格帯が中心となっています。
大きさも普通のチェアより大振りでラウンジチェアと言った方が良いでしょう。孔雀が羽を広げたような大きめの背もたれ部分の造作が素晴らしく、ピーコック(peacock/孔雀)の名前の由来にもなっています。しかし日本の一般的な住環境でこの手のラウンジチェアを気軽に使うシーンはそれほど多くないのではないでしょうか?残念ですけど…。
で、今回ご紹介のダイニングチェアは「ピーコックチェア スモール」。もちろん本物ではありません。リプロダクト系のチェアとなりますが、ピーコックチェアの良い所を取り入れながら、使いやすいサイズにリモデルしたオリジナルのリプロダクト家具となります。
ピーコックチェアの雰囲気をダイニングで気軽に楽しむ
ピーコックチェアの孔雀の羽のような背もたれの造作が気軽に楽しめます。使いやすいダイニングチェアサイズにリサイズされていますので、ダイニングで普段使いでお気軽に使用できます。コストパフォーマンスも良好で、中国で生産することでコストを押さえる事に成功しています。品質もアッシュ無垢材をオイルフィニッシュで仕上げ、しっかりとした物です。オイルフィニッシュは使い込んで行くうちに味も増してくることでしょう。
往年の名作デザイナーズ家具を使いやすいサイズで気軽に楽しみたい方にオススメです。