足場板とは、建築現場などで実際に「足場」として使われていた板のことです。その板を家具用部材としてリフィニッシュしたものが「足場板古材」です。ハードな扱いを受けてきた足場板の風合いをどのように残すのか、全てを削ってツルツルにするには一回りふた回り以上削り落とすことになり、そもそも足場板を使う意味がありません。ハードな風合いを残しながら、人気の古材家具として生まれ変わらせるには、絶妙のバランス感覚が大切なんでしょう。
また、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介は足場板の古材家具で人気の「WOODPRO」さんの格子ラックです。もちろん杉足場板製です。足場板古材のオープンラックで古材の何とも良い風合いが良い感じです。お洒落な小物をディスプレイしたくなります。
豊富なサイズバリエーションと両面仕様で背板取付け可能と何でも有り!
とにかく驚いたのがそのサイズバリエーションの多さ!理由は簡単でこのラック、ほぼ受注生産なんですね。注文を受けてからどんどん製作していくのでしょう。考えられる限りのバリエーションがご用意されています。
300型と330型がありますが、これは格子一つの内寸のこと。300mmと330mmってことですね。あとは3種類の奥行きと豊富な格子棚の組み合わせを選ぶだけです。数は多いですがお使いのシチュエーションに合わせるだけなので簡単です。
通常は表裏が使えるオープンラックとして使いますが、奥側を塞ぎたい場合は別売りの背板を取り付けることができます。格子1つ分から選べますので、一部分だけ背板を付けて残りはオープンにすることも可能です。
私個人の印象としては、足場板古材を使って受注生産ということを考えるとコストパフォーマンスは良いと思いました。他ブランドを見ても古材系ラックでこの価格はなかなかありません。
ご紹介はもちろん、「WOODPRO」さんです。ご家庭から店舗のディスプレイ用まで幅広いニーズに応えられる足場板の格子ラック。気になる方は是非チェックを。