無垢材の伸縮を受け止める「駒留/こまどめ」仕様の天然木ウォールナット無垢のダイニングテーブル

今回のご紹介は、今一番人気のある無垢材ウォールナットのダイニングテーブルです。
インテラボでもウォールナットのダイニングテーブルを何度ご紹介したことでしょう。さすがにそろろそ打ち止め…と思っていると、また新たに魅力的なテーブルを見つけてしまい、尽きる事がありません。それだけ需要があるってことなんでしょうけど・・。
今回は、九州大川家具系の「MU Factory」という工房で作られたダイニングテーブルです。ご紹介するショップもそのまんま「MU Factory」さんなのですが、さきほどショップを確認させていただいたところ、ダイニングテーブルに限って言うと約200種類ものテーブルが掲載されていますが、どうやら同じ1種類のテーブルのサイズ違いが掲載されているみたいなんですね。
なんて言うか、真っ向勝負っていうんでしょうか。このダイニングテーブルの品質に自信があるのでしょう。どんなテーブルなのか、早速ご紹介しましょう。

伸縮を繰り返す無垢材の特性を知り尽くした「駒留/こまどめ」仕様のテーブル

このダイニングテーブルの最大の特徴は、なんといってもウォールナット無垢材で全て作られている点なんですが、無垢材というものは、人工的に作られた繊維板やボード類と違って、お部屋の温度や湿度に敏感に反応します。僅かに伸びたり、縮んだり、反ったりするわけです。この無垢材の特性を無視して本体に固定していしまうと、「割れ」や「固定部分の剥離」といったトラブルが発生する場合があります。

このような無垢材の変化に対応するため、例えば、裏側に金属製のバーを埋め込んだり、木製の棒を沿えたりしている無垢材テーブルを見た事があると思います。一番よく見かける手法ですね。
今回ご紹介のダイニングテーブルは、木製バーを添えた上に「駒留/こまどめ」仕様という、天板と幕板を「駒」と呼ばれる木製パーツで挟み込む工法を採用しています。差し込み口に意識的に「遊び」を持たせることで、無垢材の伸縮に柔軟に対応しています。なかなか手間を掛けた凝った仕様になっています。

微妙なサイズオーダーが可能なFAS等級のウォールナット無垢材ダイニングテーブル

最初に約200種類といいましたが、これは微妙なサイズオーダーを前提として対応サイズに合わせたラインナップとなっているからです。ご希望のサイズに一番近いテーブルを選択して、mm単位でサイズオーダーが可能となっています。(木材の伸縮がありますので、あまり細かいオーダーは難しいかもしれません)。
また、使われているウォールナット材も品質の良いFASグレードの材を採用しています。節や割れが極力少ない美しいウォールナット材の質感を楽しめるテーブルとなっています。
もちろんサイズオーダーが前提なので受注生産ですが、さすが「MU Factory」さん、自社工房での製作ということもあり、納期は約1ヶ月程度となっています。最近の無垢材ブームで3ヶ月待ちとか普通にありますから、これはうれしいですね。
「駒留仕様」と「FASグレード」そして「価格内でサイズオーダー可能」という内容を考えるとコストパフォーマンスは良好です。ウォールナット無垢材のダイニングテーブルをお探しの方に、是非候補に入れてあげてほしいですね。
詳細は「MU Factory」さんの掲載ページをご覧下さい。

MU Factory 天然木ウォールナット無垢のダイニングテーブル