樹齢100年以上の北海道産ナラ材の収納力のあるテレビボード

インテラボではいろいろなテレビボードをご紹介してきましたが、今回のテレビボード「LINEA/リネア」も大変素晴らしいものです。
なんと樹齢100年以上の北海道産の天然無垢ナラ材だけを使用したテレビボードです。北海道の一大家具産地「旭川家具」から生まれた製品です。製造は山室木工。北海道産のナラ材にこだわり続けている60年以上の歴史を持つ工房です。無垢材は反りや割れ目が生じたりしますが、山室木工では乾燥工程からじっくりと自社工場内で行っています。大変質の高い家具が生み出されているのも当然ですね。家具としての完成度の高さも素晴らしい。あらゆる部分の造りが違います。取手ひとつ見ても三角形の凝ったものです。

テレビボードであり収納ボードでもあるマルチキャビネット

私はこのテレビボードに注目したのは、その品質の高さももちろんなのですが、コンセプトが素晴らしいと思いました。高さを550mmに設定してありますが、通常のテレビボードより若干高目になっています。この高さが絶妙でテレビボードとしても使えるギリギリの高さに設定されています。

その代わりに全面ガラス扉の自由度の高い収納スペースを確保しています。マルチキャビネットという別名も頷けます。通常のテレビボードとしても使えますし、書棚や、食器棚替わりにだってできるかもしれません。リビングの中央に通常のテレビボードとしてはもちろん、プライベートルームや1人暮らしで限られたスペースを有効に使える収納兼用ボードとしてもオススメできます。

※残念ながら山室木工さんは廃業されるようです。今後は在庫販売のみということですが、この商品が販売されているかどうかは不明です。大変素晴らしいクオリティの家具をありがとうございました。