ドイツ・ミュンヘン生まれの世界的インテリアブランド「KARE/カレ」をご存知でしょうか。
1981年に1店舗から始まった同ブランドは今では世界60ヵ国に展開するワールドワイドなブランドに成長しました。「KARE/カレ」の特徴を簡単に言うと、昔からある部材を使って、どこにも無いまったく新しいインテリアを創り出す、非常にインパクトのあるブランドって感じでしょうか。
私の大好きなエイジング系の家具が結構ありまして、個人的には非常にそそられる感があります(笑)。今回ご紹介のRodeoシリーズも天然木無垢材や牛革、アイアンなどを組み合わせたもので、素材の風合いを直に感じさせながら非常に個性的な製品に仕上げています。インテラボ一押しのアイアン系家具なんで避けて通れません(笑)。代表的なキャビネットとデスクをご紹介します。
「KARE/カレ」のユニークな世界観をコスパ良く楽しめるRodeoキャビネットとデスク
KAREのRodeoキャビネットです。
TVコンソールと名前が付いていますが、幅140cmサイズで棚や引き出しも実用的で何にでも使える仕様になっています。でもフォルムはまさに「KARE/カレ」ワールドが炸裂(笑)。非常に個性的です。
ローズウッド製の素材感むき出しの本体の右側には、独特な彫刻を施した開き扉がついています。そして、左側の3杯の引き出し・・・。やってくれます。引き出し前板に「カウハイド/牛革」を貼り付けてますね。コルビジェ等の超有名デザーナーズ家具のラウンジチェアなどで使われることのある「カウハイド」を引き出しに持ってきわけです。そして、なぜか真ん中の引き出しは全く別の「マンゴーウッド」の前板が付いています。不思議なコントラストが生まれています。なぜマンゴーウッドなんでしょう。
全く同じコンセプトのワークデスクもご紹介しておきます。このデスク、4杯の引き出しが付いていますが、不思議というか(当然なんでしょうけど)、使われている部材と並び順がキャビネットと同じです。マンゴーウッドをカウハイドで挟むという「並び」には意味があるのでしょうね。
どちらも脚部はシャープなアイアンフレームで締めています。トレンドをしっかり押さえたオシャレな仕上がりです。
注目ブランド「KARE/カレ」の独特な作りのRodeoシリーズ。いかがでしょうか。価格的にも「思ったほど」では無い印象なんですが・・・。ファーストインプレッションで気に入ったなら縁があるのかもしれません。