IDEE/イデーは、オリジナルのインテリア、雑貨、ファブリック等で人気の国産ブランドです。
海外ブランドだと思っている人が多いんですけど1980年代に日本人が立ち上げたブランドなんですね。当初はシーンをリードするような勢いがあったのですが、なかなか難しかったようで、その後「無印良品」の良品計画の子会社に収まっています。それが良いことかどうかはわかりませんが、結果として、IDEE/イデーの商品は昔よりはお求めやすい価格帯になったと言われています。
そんなIDEE/イデーの代表的なソファを二つご紹介します。どちらも小ぶりでかわいいIDEEの世界が広がるソファ達です。
柔らかい曲線が美しいミニマムソファの定番「MINI MILLER ARM CHAIR/ミニ ミラー アーム チェア」
子供用に見える小ささですが、大人も普通に座ることができます。(もちろんお子様用でもOK)。
もちろん「おもちゃソファ」ではありません(笑)。IDEE/イデーのソファですから、本気で作り込んでいます。すごく太っている方には難しいかもしれませんが、普通の体型の方ならぴったりと包み込むような座り心地を楽しむことができます。
実はこのソファ、「MINI/ミニ」が付いていない親バージョンの「MILLER SOFA」も存在します。柔らかい有機的で美しい曲線は同じですが、一回り大きくなるというか・・こちらは普通の大きさですよね(笑)。1Pと3Pがあるようですが、さすがに価格は上がってしまいます。
まあ、人それぞれなんでいいんですが、個人的にはIDEE/イデーの世界観って、小ぶりで華奢な細い脚の家具のイメージが強いんですよね。
小振りなIDEE/イデーのベストセラーソファのAO SOFA/アーオ ソファ
こちらもIDEE/イデーのベストセラーソファのAO SOFA(アーオ ソファ)シリーズ。定番ソファなんで皆さんご存知かもしれませんね。
小振りなソファですが、1Pと2Pがあり、実際に座ってみるとこれが予想外にバランスが良い!
低めに設定された座面と小さめの背もたれがなかなかいいんです。座面の両端がちょっとだけ盛り上がっていて、ちょっと肘を置いたり、ゴロッとしたりした時に絶妙の高さなんです。無駄なものを削ぎ落としていったら出来上がったみたいな「気取り」の無い、清々しいソファです。
残念なことに最近、このソファを真似した海外産の廉価版ソファを見かけることがあります。似ているだけの「なんちゃってソファ」のたぐいですが、やはりオリジナルのIDEE/イデーのコンセプトを実感してほしいところです。なぜこの形なのか、なぜこの大きさななのか・・・その答えは実際に座ってみるとわかるかもしれません。