日本が誇る曲木技術がすごい。冨士ファニチアの超軽量ダイニングチェア

今回のご紹介は、高い技術力とデザイン性で定評のある徳島の国産家具メーカー「冨士ファニチア」のダイニングチェア「Calm/カーム」をご紹介いたします。
冨士ファニチアといえば「成型合板」を使った曲木工法の家具が超有名です。もともとは1800年代初頭のドイツの「トーネットチェア」が最初と言われていますが、いつしか日本に渡り、各地の有名家具産地にその技術は伝えられ、より優れた技術に鍛えられてきました。
いくつかの優れた曲木技術を持つ家具メーカーが生まれましたが「冨士ファニチア」もそのひとつ。技術力を持っていても新しいトレンドへの対応が遅れがちな老舗家具メーカーが多い中で、「冨士ファニチア」は新しいトレンドを積極的に取り入れ、木の風合いを大切にしながら非常にモダンな家具作りを行っている稀有なメーカーと言えるでしょう。同等の曲木メーカーの中ではコストパフォーマンスも比較的良好で、本当に素晴らしいシリーズが揃っています。「冨士ファニチア」の名前を覚えておいて損はないでしょう。
で、今回のご紹介は得意の曲木工法で作られたダイニングチェア「Calm/カーム」です。

曲木工法で驚きの軽さを実現したダイニングチェア。

大変スリムでシンプルなダイニングチェア「Calm/カーム」ですが、最大の特徴は、もちろん「成型合板」を使った「曲木工法」で作られていることです。
その軽さは肘掛アーム付でも3.6kg。肘無しですとなんと3.2kgしかありません。しかも「成型合板」は軽いだけでなく、しなやかで大変丈夫。本当はインテラボでのご紹介ではなくて、実際に家具屋さんやショールームで確かめていただきたいところです。本当に素晴らしいチェアなんですね。
ご紹介はナチュラルなオーク材ですがカラーリングも数種類から、そして人気のウォールナット材も選ぶことができます。座面の張地もファブリックだけでなく本革やソフトレザーもラインナップされており、様々なニーズにご対応できます。受注生産が基本なので一ヶ月ほどの納期をいただきますが、これは致し方無いですよね。

冨士ファニチア製 アームレスチェア カーム