北欧家具の巨匠デザイナーのひとりとして有名なフィン・ユール。
彼がもっとも活躍した時代は1940〜50年代で、北欧家具が最も輝き始めた時代です。当時アメリカではミッドセンチュリー全盛でしたから、世界中でインテリアの新しい流れが起きていたことになりますね。なんて熱い時代だったんでしょう。
フィン・ユールの作品の特徴というと、やはり優雅な曲線美でしょうか。家具というよりは芸術作品のような美しさがあります。それでいて何とも言えない北欧的な品の良さがあって、どことなく素朴な感じもする不思議な二面性を持っているんですね。
今回ご紹介するフィン・ユールのソファ達にはもちろん正規品もありますが、まー素晴らしいお値段です。普通の人にはちょっと手が出ないでしょう。やはり一般の方には品質の良いジェネリック/リプロダクト家具をオススメしたいですね。
美しい曲線とカシミアを使ったファブリックソファ達
今回のご紹介はリプロダクト系家具で人気のesqさんですが、フィン・ユールの美しいソファの世界を堪能できるラインナップが揃っています。まずはポエトソファという小ぶりな2人掛けソファ。座る人を包み込むような丸くてかわいらしいフォルムで日本の狭い住空間にもマッチする可愛いソファです。カシミアを使ったファブリック素材のやさしい感触も素敵です。カラー8色から選べます。
一人掛け用のペリカンチェアは、ちょっと面白いフォルムをしていますね。ペリカンが翼を広げているように見えることからこの名前が付いたそうですが、やはりフィン・ユールお得意の美しい曲線が素敵です。座り心地も大変良くラウンジ系やリクライニングチェアとしてもお使いいただけます。また、当然と言えば当然なのですが、同じフィン・ユールのポエトソファ等と一緒に使っても相性は抜群です。
最後に登場するのは、ベーカーソファです。まるでモダンアート作品の様なフォルムが目を引きます。ポエトソファと同じ2人掛けですが、このベーカーソファは幅サイズが2m近くある大型ソファになります。翼を広げているようなフォルムなのに2分割している背もたれの造作と北欧的なスリムな脚がサイズ感を感じさせないのかもしれませんね。これもまた印象的なソファです。こちらもカシミア製ファブリックが使われています。
ご紹介のesqさんでは、大変お求め安い価格帯でリプロダクト家具としてお楽しみいただけます。正規品との価格差を考えますと驚異的なコストパフォーマンスであると思います。気になる方は掲載ページをチェックしてみてください。