インダストリアル家具が人気です。
一時の流行と思いきや、結構この流れが続いていて、続々とこれでもかとインダストリアルな新作家具が登場しています。インダストリアル家具とは、工場などの生産現場にあったもの、または、あったに違いないものをリスペクトして、生み出された新しい家具です。中には本当に現場で使われていた古い部材を再利用して使っている場合もあります。古材系の家具ですね。多くは古い木材ですが、中には金属部品も古いものを再利用する場合もあります。
大切なことはこれらは「新品」の家具だってことです。使い込まれた風合いに価値を見出し、お金を出しているわけです。家具って面白いですね。
工場の裏で拾ってきたようなテレビボード(失礼)
ご紹介が遅れましたが、今回のご紹介はインダストリアルなテレビボードです。
扉や引出しの無いオープンタイプのシンプルなフォルムのアイアン製ボードになります。ハードな仕上げとなっており、溶接部分など丸出しの状態です。同じくアイアン製のボックスが二つ付属しており、これが引出しの替わりというわけですね。中途半端な「ニワカ」は相手にしていないというハードな「突き放し感」がたまりません。
何も知らない友人に「工場の裏で拾ってきたアイアン製ラックをそのままテレビボードとして使っている」といっても信じてしまうかもしれません。(すいません)
でも、そういう感覚って、インダストリアル家具の原点なのではと、私は勝手に思っています。
誰にも薦められる家具ではありませんが、わかっている人はわかっていて、インダストリアル系が凄く好きな人達にとっては堪らなく素敵なテレビボードなんです。
ご紹介ショップはインダストリアル系ショップの「LIFE Furniture」さんです。コスパも良好です。気になる人はぜひチェックを。