重量級の無垢材テーブルをしっかり支える。ウォールナット無垢材の耐震テーブル

ダイニングテーブルの一番人気というと、やはり無垢材のテーブルでしょう。その中でもダントツの人気を誇るのがウォールナット無垢材です。国内にもこの材を使ったダイニングテーブルを作っている人気ブランドがいくつかありますね。本格的な高級無垢材テーブルとなると最終的には「一枚板」テーブルになると思います。継ぎ目の無い一枚の板を丸太から切り出してそのまま使う板のことですが、あまりにも高い。天板部分だけで数十万円します。

今回ご紹介のテーブルは「一枚板」ではありません。一枚板を途中で繋いでいます。「○○枚剥ぎ」という呼び名を聞いたことがあると思います。このテーブルの場合は「4〜7枚剥ぎ」。この枚数のウォールナット無垢材を繋いでいるわけです。しかし限りなく「一枚板」クラスの品質・仕上がりになっています。
まず厚みが45ミリもあること、そして両サイド部分に実際の丸太の外殻部分を残す「耳付」仕様になっています。ウォールナットの一枚板テーブルに限りになく近い風合いをこの価格で楽しめるのは、悪くないコストパフォーマンスだと思います。

本格的な無垢材の天板は予想以上に重たいってご存知でしたか?そのお洒落な脚は大丈夫?

一枚板もしくは剥ぎ材を使った本格的なウォールナット無垢材テーブル。中には確かにウォールナット無垢でもペラペラに薄いテーブルもあります。確かに無垢材かもしれませんが、あまりに薄いと無垢材の醍醐味はあまり楽しめないというか、ちょっと物足りないのではないでしょうか。
最近はデザイン重視の華奢な脚をよく見かけます。薄い板なら大丈夫かもしれませんが、本格的な無垢材天板だったら強度は大丈夫かなと心配になります。

ご紹介のテーブルの様な厚みが45ミリを超えるような重厚な無垢材天板は本当に重たいです。180cmワイドの天板のみで軽く50kgを越えるのではないでしょうか。1人で移動なんて出来ません。
他社さんの一枚板テーブルの中には専用脚には加工せずにそのまま「乗せるだけ」のモデルも存在しています。それだけの重さがあるから動かないということなんですが、昨今、増加傾向にある地震のことを考えると怖くなります。

高層マンション等で地震時に起きる「長周期地震動」をご存知でしょうか。建物の共振現象の一種で増幅された地震動が長い時は数分続くと言われています。高層ビル最上階のレストランで100kg以上はありそうな什器が揺すられ、動かされているのです。
これが分厚い無垢材テーブルだったらどうでしょう。もし、乗せただけで固定していなかったら・・・。ちょっと怖いですよね。地震から身を守る為にテーブルの下に入っていて、もし天板がズレて落ちてきたら・・・ゾッとします。

耐震強度を高めたしっかりした脚と固定構造。仕上がりも品格があります。

前置きが長くなりましたが、今回ご紹介のダイニングテーブル。見た目は一枚板でよく見られる3本脚タイプの高強度の脚なんですが、ホゾ仕様でジョイントボルトで固定という二重安全構造になっています。しかも2段継ぎ足仕様で短くしてローテーブルとしても使うことが出来ます。
これだけ凝った耐震脚に、45ミリの耳付ウォールナット無垢材の天板仕様で、この価格は家具好きの皆さんにも十分に納得頂ける内容だと思います。

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