木の質感のが美しいコサインの存在感のある円形サイドテーブル「リンクテーブル」

コサインと言えば、旭川家具のブランドとして有名ですが、家具のブランドというよりは、どちらかというと木を大切にした「ものづくり」をしている工房であって、タンスやテーブルのような普通の家具はあまり作っていない印象があります。
実際商品のラインナップを見ると、カワイイ木製の時計とか、テーブルウェアや子供用の木製オモチャ等の生活に密着したアイテムが目に付きます。でも家具が全然無いわけではなくて、スツールやハンガーラック、サイドテーブル等があり、インテラボでも何度かご紹介させて頂きました。
コサインさんのコンセプトを見ていると「生活道具」という言葉が良く出てきます。木を大切にして高度な木工技術を施した製品作りはもちろんなんですが、「生活道具」として「どう使うのか」「どう使ってもらうのか」といった何か消費者に訴え、問いかけようとしている意識を強く感じるんですね。
今回ご紹介の円形サイドテーブルは「リンクテーブル」と名付けられています。それは2つの大小の円形テーブルが繋がっているように作られているからなんですが、個性的で存在感のあるテーブルであり、「どう使うのか」問いかけのような物を感じるテーブルでもあります。

目的の違う、2つのサイドテーブルが「リンク」するテーブル

コサインならではのメープル材を使った仕上がり精度の高い、美しい仕上がりのテーブルです。
「リンクテーブル」という名前の通り、ノーマルの円形4本脚の親テーブルと、マガジンラックとしても使えるキャスター付の子テーブルを穴に差して繋げたり離したりして使うことが出来ます。一種のネストテーブルのような使い方が出来るわけですが、やはり「リンク〜」の名前通り、テーブルを繋げたまま、必要な時にだけ子テーブルをクルッと回して引出して使うのがこのテーブルならではの使い方なのでしょう。
サイドテーブルとしてはなかなか良いお値段です。私も仕事柄このテーブルは何度も見ていますが、さすが旭川家具の有名工房コサインのハンドメイド作品です。欲しい人にとっては納得のいく内容だと思います。
このテーブルの詳細は「住まいと暮らしのドアーズ」さんの掲載ページをご覧下さい。

cosine(コサイン)リンクテーブルメープル材