バタフライチェアという名前を聞いて、どんな椅子を思い浮かべますか。
家具好きの方なら、もしかしたら国産の天童木工さんのバタフライ・・・を思い浮かべるかもしれません。でもあれは正確には「バタフライスツール」です。こっちは正真正銘のバタフライチェア。BKF Chair/ビーケーエフチェアとも呼ばれています。ホントはこっちが正式名なんですね。バタフライチェアはある種の「俗称」です。
このチェアの姿を見れば、「あー」とほどんどの人が言います(笑)。必ずどっかで見た事があるんです。でもなんかスッとスルーしてしまう・・なんででしょうね。
その理由はおそらくですが、パッと見が折りたたみ式のビーチチェアにしか見えない(笑)からだと思います。こんな(失礼)ビーチチェアもどきにこの金額はちょっと・・と思ったんじゃないかなあ。でも今回は、スルーせずにこのチェアの魅力を知ってもらえるとうれしいんですが・・・
1938年に3人のアルゼンチンのデザイナーによって生み出されたこのチェアは1950年代に大ヒットします。いろいろ調べてみると当時の座面はレザーではなかったようですね。ナイロンクロス製だったようです。アウトドアで使うことを想定したホントにビーチチェア的な素材が使われていたようです。
Cuero/キュエロ社が新たな価値を吹き込み名作チェアが完成しました。
このビーチチェアっぽい(笑)バタフライチェアにスウェーデンの「Cuero/キュエロ」社というメーカーが新たな命を吹き込みました。この会社はもともと牛皮革やラムスキンを扱っていたので、このバタフライチェアにベジタブルタンニンなめし加工の上質な厚革を使って、高級なラウンジチェアとして生れ変わらせたのです。
ベース部分のスチールフレームはほとんどそのままに、上質なレザー/厚革で作られたチェア本体部分をはめ込むように付けるだけというシンプルな構造になっています。このレザー部分ですが、さすが皮革の専門メーカーだけあって完成度が素晴らしい。
なめし革は使い込んでいくと、風合いの変化が楽しめますし、使う人の体型に合わせて形が変化していきます。末永く使える名作ラウンジチェアと言えるでしょう。もちろん正規品です。ブラック、ブラウン、ナチュラルの3モデルが選べます。
詳細はattractさんの掲載ページをご覧下さい。
BKF Chair/BKFチェア Butterfly Chair/バタフライチェア ブラックレザー