北欧系のオリジナル家具が人気のSIEVE/シーヴ。インテラボでも何度が取り上げさせて頂いている人気のブランドです。
SIEVE/シーヴのインテリアには、北欧系のシンプルなデザインにオリジナルな発想を加えて、どこにも無い新しい家具を生み出そうとする気持ちがいつも感じられます。ホントにシンプルな家具が多いのですが、どこかちょっとだけ新しいアイデアが入っています。
日常の中に溶け込みそうなシンプルさの中に新しさを感じるダイニングセット。
今回ご紹介するのはSIEVE/シーヴのダイニングテーブルframe。このテーブルには、hangというダイニングチェアとベンチのシリーズが大変マッチします。SIEVE/シーヴの人気シリーズの組み合わせです。
flameダイニングテーブルには小さな幅の狭い棚が2つ付いています。この位置なら膝が当たったりしないですよね。ちょっとした小物を置くのに便利。このちょっとした部分がいかにもSIEVE/シーヴらしい所。他のメーカーなら本格的に引出しを仕込むでしょう。SIEVE/シーヴは極力シンプルでさり気なくこの形を提案しました。シンプルさと素っ気なさ、そして実用性が交差するギリギリのラインですが、私はこのデザインは「有り」だと思いました。
hangダイニングチェアは背もたれが二分割になっていて、チェアを移動する時にすき間に手を入れて持ち運びできるようになっています。デザイン的にもポイントになっていますね。実はこの2分割部分、ベンチを見るとなるほどと思いませんか?そうなんです。チェアの分割した背もたれを取った形がそのままベンチになっているんです。デザインにも意味と流れがあるんですね。
ダイニング4点セットの意味
テーブルとチェア2脚とベンチが1脚のセットのことを一般的にダイニング4点セットといいます。
通常の使用人数は何人だと思いますか?これは2人を想定しています。ご夫婦やカップルですかね。3〜4人家族の場合は4点セットはオススメしません。その場合はチェア4脚のダイニング5点セットの方が使いやすい。
ベンチは急なお客様用というがよくあるパターンです。リビングダイニングでご夫婦が横並びでテーブルに座りベンチ越しにリビング側の大型テレビを見れるようにしているレイアウトを見た事がありませんか?この場合のベンチは背もたれが無いか、このhangのように低くなっているのが普通です。視界を確保し、圧迫感を無くす意味もあるのではないでしょうか?つまり普段は使用していないってことです。