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本箱の未来。本と電子書籍について。デジタルデータってそもそも50年後に読めんの?

本と電子書籍の未来について

本箱、書棚、ブックシェルフ…呼び名はいろいろですが、…本箱ですね。

いろんな家具がありますが、全般的に「箱物」と言われる家具は最近は売れません。
一番わかりやすいのは婚礼家具一式。最近ではクローゼット備え付けが普通なので婚礼家具に何十万も出す人はあんまりいません。本箱もこれから売れなくなる有力候補です。理由は言うまでもなく、本が売れなくなるから。

iPadを代表するタブレット型端末で電子書籍を読む時代がもう来ています。
日本は既得権益が多く、参入が遅れていると言われていますが、雪崩をつっかえ棒で必死に押さえている状態ではないでしょうか?どこか大手が、たとえばジャンプなんかが紙の雑誌をやめてオール電子書籍化したら一気にいくのではないでしょうか?そもそも雑誌はあまり儲かっておらず、単行本の売上は良いのです。いつでもいける気がしますが…

でも電子書籍…そもそもデジタルデータって自分が年寄りになった時に読めるのでしょうか?iTunesやAmazon、楽天らが無くなったら買った電子書籍が読めなくなったら?電子書籍や家族写真等のデジタルデータはどうやって保存しますか?CD?DVD?ですか?実家に帰った時に押入れから祖父の古い写真が出てきました。約50年前の写真。あと古い本やノート類。50年後、自分がヨボヨボになった時に押入れから昔の写真データが入ったCDが出てきたら、果たして内容を読めるでしょうか?どう考えてもハードがありませんから、まず無理でしょう。
メディアも耐用年数を超えて読み取り不能になっているでしょう。

そんなわけで、私は大切な写真は必ず写真屋でプリントしています。書籍も紙の本がメインです(笑)。古本もいっぱい買ってます。iPadも持っていますが、実は電子書籍って一冊も買ったことがないんです。

ほんと、困っちゃいます。これからどうしよ。

© Luc Viatour

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